「フィンランドの免税手続きって実際どうやるの?」と不安に感じたことはありませんか?
ヘルシンキ空港なら最短10分で手続きが完了し、最大19%の還付を受けられます。
私は2025年6月にヘルシンキ・ロヴァニエミを旅行し、Planet社とGlobal Blue社の両方を実際に確認してきました。
この記事を最後まで読めば、1円も損することなくフィンランドで免税還付を受けられるようになります。
Scandic Grand Central Helsinki
ヘルシンキ中央駅 直結
- 空港鉄道で30分の中央駅から徒歩0分
- 朝食ビュッフェとサウナ付き
- 延泊・乗り継ぎ宿にもおすすめ
フィンランド免税の対象と条件|いくらから免税になる?

フィンランドで免税対象になる最低購入金額は40ユーロ(同一店舗で同日購入)です。
フィンランドの税金は最大25.5%と高額ですが、対象者であれば実際の還付率は約16〜19%になります。
- EU圏外の居住者であること(=日本に住んでいる方は対象)
- 1店舗で1日40ユーロ以上の買い物をしていること
- 未開封・未使用の商品であること(タグを外すのもNG)
- 購入から3ヶ月以内にEU圏外へ出国すること
免税対応店ではレジで「Tax Free, please」と伝えると、専用の封筒とレシート(免税書類)を受け取ることができます。
マリメッコやイッタラのような有名ブランドでは、パスポートを見せれば自動的に免税対応してくれる店舗が多いので安心です。

食品やタバコ、サービス(ホテル代・タクシー代)は免税対象外なので注意しましょう。
免税会社は2社|Planet社とGlobal Blue社の違い
フィンランドの免税手続きを担当する会社はPlanet社とGlobal Blue社の2社です。
どちらの会社で手続きするかは購入店ごとに自動的に決まるので、自分で選ぶことはできません。
| 項目 | Global Blue | Planet |
|---|---|---|
| 主な店舗 | marimekko、Stockmann など | iittala、Arabia など |
| 還付率(目安) | 最大19% | 最大18% |
| 手数料 | 〜6€ | 3〜4€ |
| 空港での手続き方法 | セルフ端末 or 有人カウンター | 有人カウンターのみ |
| カード返金までの日数 | 2営業日 | 5日前後 |
受け取った免税書類の右上のロゴを見れば、どちらの会社か一目でわかります。
2社で手続きが必要な場合はカウンターも別々になるので、出発当日は時間に余裕をもって空港に向かいましょう。
ヘルシンキ空港の免税手続きの流れ|セルフ端末と有人カウンター
1. チェックイン後、TAX REFUNDサインを目印にカウンターへ


ヘルシンキ・ヴァンター空港のTax Refundカウンターは、チェックインカウンター付近(出国審査前)と50番ゲート付近(出国審査後・非シェンゲンエリア)の2か所にあります。
EU圏外(日本)へ直接出国するなら、出国審査前のカウンターで手続きするのが基本ルートです。
2. 有人カウンターでの手続き手順


私は土曜日の日中・出発2時間前に訪れましたが、ほとんど並ばずに手続きできました。
持っていく必要があるのは免税書類・レシート・パスポート・搭乗券・未開封の商品の5点です。
カウンターでは免税品をスーツケースの取り出しやすい場所に入れるか、手荷物として持参するとスムーズに進みます。



前の人が免税品をスーツケース奥に入れていて出すのに苦労していたので、預け入れ前に必ず確認しましょう。
3. Global Blue社はセルフ端末(キオスク)も使える


Global Blue社のセルフ端末(キオスク)は有人カウンターの前に設置されており、24時間利用できます。
セルフ端末の操作手順は以下の3ステップで、早朝・深夜の便でもスムーズに進められます。
レジでもらった免税書類の右上にあるバーコードを、端末のスキャナーにかざします。
パスポートを端末のスキャナーで読み取るか、案内に従って番号を入力します。
現金(ユーロ)かクレジットカードから選びます。受け取り完了で手続き終了です。
操作で分からない場合は、すぐ隣に有人カウンターがあるのでスタッフに英語で相談できます。
一方Planet社はセルフ端末がないので、必ず有人カウンターに並ぶ必要があります。
市内で免税手続きはできる?|ストックマン・マリメッコ本社の場合
ヘルシンキでは市内のお店でも免税手続きの一部を済ませることができます。
ただし、最終的に空港でレシートにスタンプを押してもらえないと、受け取った還付金は後日カードから差し引かれてしまうので注意しましょう。
Stockmann(ストックマン)デパートの場合
ストックマン本店(ヘルシンキ中央駅近く)には、店内に専用の「Tax Free Office」があり、ここで還付金の先払いを受けることができます。
先払いを受け取ったあとも、空港のTax Refundカウンターで必ずレシートにスタンプを押してもらうことを忘れないようにしましょう。
マリメッコ本社(アウトレット)の場合
マリメッコ本社アウトレットでも免税書類はその場で発行されますが、現金還付は受けられません。
本社で40ユーロ以上購入したら、空港カウンターで手続きするのが確実な方法です。
マリメッコ本社の行き方や買い方は、別記事で詳しく解説しています。


乗り継ぎ(トランジット)で免税手続きをする方法
ヘルシンキ空港は日本からの直行便があり、そこからヨーロッパ各都市へ乗り継ぐ旅行者が多い空港です。
乗り継ぎで一番迷うのが、受託手荷物(スーツケースに預ける荷物)に入れた免税品をどこで申告するかになります。
状況別に整理すると以下の3パターンです。
① ヘルシンキで買い物 → ヘルシンキから日本に直行帰国
ヘルシンキで買った免税品をスーツケースに入れて預ける場合は、チェックインカウンターでスーツケースを預ける前に、出発フロアのTax Refundカウンターで先に手続きを済ませます。
手荷物として機内に持ち込む場合は、出国審査の前でも後でも手続きが可能で、出国審査の後なら50番ゲート付近のカウンターを利用できます。
② 他のEU都市(パリ等)で買い物 → ヘルシンキ経由で日本帰国
パリやアムステルダムなどEUの他都市で買い物をして、ヘルシンキ経由で日本に帰る場合は、最初の出発空港(パリ等)でチェックイン前に手続きを済ませる必要があります。
これは、スーツケースが日本まで通しで運ばれてしまうため、ヘルシンキで荷物を取り出して見せることができないからです。
一方で、手荷物に入れた免税品は手元に残るので、ヘルシンキの50番ゲート付近のカウンターで手続きすればOKです。
③ ヘルシンキで買い物 → 他のEU都市経由で日本帰国
例えば「ヘルシンキ→パリ→日本」のように、ヘルシンキで買い物をしてから他のEU都市を経由する場合は、最後にEUを出る空港(この例ではパリ)でまとめて手続きをします。
ヘルシンキの空港では特に何もしなくて大丈夫です。



免税書類とレシートはすぐ取り出せるよう、出発の朝に専用封筒にまとめて手元に準備しておきましょう。
Global Blue社のセルフ端末は24時間稼働しているので、深夜便や早朝便でも安心して手続きできます。
乗り継ぎ時間が短いときは、有人カウンターのみのPlanet社は早朝便集中時など混雑する時間帯を避けるのが安全です。
ヘルシンキ空港の免税店一覧|マリメッコ・イッタラ・ロエベほか
ヘルシンキ・ヴァンター空港の免税店は、出国審査を出てから利用できる「シェンゲンエリア」と「非シェンゲンエリア」の2つのゾーンに分かれて配置されています。



シェンゲンエリアとは、EU加盟国の間を国境審査なしで行き来できる地域のこと。日本〜ヘルシンキの直行便はこの「シェンゲン圏」を出入りする扱いなので、日本行きの便は非シェンゲンエリアから出発します。
日本へ帰国する人が利用するのは非シェンゲンエリア(ゲート37〜55)なので、こちら側の店舗を中心に押さえておくと買い物がスムーズです。
主要な免税店と場所


| 店舗 | 主な場所 |
|---|---|
| Marimekko | シェンゲン:ゲート27/非シェンゲン:ゲート40付近 |
| Iittala | シェンゲン:ゲート28/非シェンゲン:ゲート40付近 |
| Moomin Shop | シェンゲン:ゲート21〜22付近/非シェンゲン:ゲート40付近 |
| Duty Free(LOEWEなど) | 非シェンゲン:ゲート37〜39付近(出国審査後すぐ) |
店舗の正確な場所や最新の配置は、空港ホームページで確認できます。
空港の免税店はすでに税抜き価格なので、追加の免税手続きは不要です。



市内で買うか空港で買うか迷ったら、欲しい商品の在庫がある方を優先するのがおすすめです。
返金方法の選び方|現金とカードの比較
手続き時に選べる返金方法は現金とクレジットカードの2種類です。
| 返金方法 | 受け取り | 還付率 |
|---|---|---|
| 現金(ユーロ) | その場で即時 | やや低め |
| クレジットカード | 2〜5営業日後 | 高め |



急いでいないならクレジットカード還付の方がお得です。
2025年6月の買い物と実際の還付額


| 購入店 | 免税会社 | 還付額(概算) |
|---|---|---|
| marimekko | Global Blue | 約4,000円 |
| iittala | Planet | 約2,500円 |
マリメッコでは約3万円分の買い物で約4,000円の還付、イッタラでは約2万円分で約2,500円の還付を受けられました。
免税会社が違うとカウンターも別になるので、レシートを会社ごとに分けて整理しておくと当日スムーズです。



マリメッコ本店では無料会員登録で10%OFFになり、免税の19%OFFと併用できるのでさらにお得です。
帰国後もマリメッコ・イッタラを楽しむ|日本でも買えるおすすめアイテム
現地で買い忘れたり、帰国後に追加で欲しくなった商品は日本のAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングでも購入できます。
マリメッコ|現地で買い損ねたアイテムを日本で
マグカップ・トートバッグ・ハンカチ・リュック・テキスタイルなど、マリメッコの幅広いアイテムが日本のオンラインショップでも揃います。
イッタラ|定番シリーズを買い足したいときに
イッタラの定番シリーズも、日本のオンラインショップで購入できます。
よくある質問|免税で気をつけたい7つのポイント
スーパーやレストランは免税対象になりますか?
いいえ、食品・タバコ・サービス(ホテル代・タクシー代・レストラン代)は免税対象外です。雑貨や洋服、家電などの「物品」が対象になります。
パスポートを忘れて買い物しました。あとから免税にできますか?
その場でレシートを免税書類に切り替えてもらう必要があります。当日中に再来店してパスポートを提示すれば対応してくれる店舗もありますが、確実なのは購入時に提示することです。
免税書類をなくしてしまったらどうなりますか?
原則として再発行はできず、還付も受けられません。レシートと免税書類は専用封筒にまとめて、出国までスーツケースの内ポケットなど決まった場所に保管しましょう。
乗り継ぎ中の短い時間でも間に合いますか?
Global Blueのセルフ端末を使えば5〜10分で完了します。Planet社は有人カウンターのみなので、混雑時は20分以上かかることもあります。乗り継ぎが1時間以内なら、事前に必要書類を準備しておきましょう。
クレジットカード還付の通貨は何ですか?
カード発行国の通貨(日本のカードなら日本円)で振り込まれます。為替レートは振込日のレートが適用されます。
EU内で複数国を旅行した場合、どこで手続きしますか?
EUを最後に出る空港で手続きします。たとえばパリで購入してヘルシンキ経由で日本に帰る場合は、ヘルシンキ空港のカウンターでまとめて手続きします。
ヘルシンキ空港の到着階でも免税手続きはできますか?
はい、Global Blue・Planetの両社が到着ロビーのタクシー乗り場付近にカウンターを設置しています。ただし出発便の出国審査前に手続きするのが基本ルートです。
まとめ|免税手続きで賢く北欧買い物
ヘルシンキ空港の免税手続きは、事前準備とカウンターの場所さえ把握しておけば5〜10分程度で完了します。
マリメッコ・イッタラ・LOEWEなど高額商品を買う予定がある人は、しっかり手続きすれば最大19%の還付を受けられます。
とくにGlobal Blue社のセルフ端末は24時間稼働しているので、早朝・深夜便の人にもおすすめです。
ヘルシンキ滞在中に行けるおすすめのスポットや、中央駅近くの宿の情報もあわせて参考にしてください。










