レンタカー予約前にまずは国際免許を
海外でレンタカーを運転するには、まず国際運転免許証が必要です。
取得はとても簡単で、各都道府県の運転免許センターや警察署で発行してもらえます。
平日だけではなく、日曜日も営業している所が多いので、事前に確認しておきましょう。
- 日本の有効な運転免許証
- 顔写真(6か月以内に撮影したもの)
- パスポートもしくはeチケットのコピー
- 発行手数料(2,400円前後)

パスポートを忘れて焦りましたが、eチケットのコピーでも申請出来ました。
即日交付で、その日のうちに受け取ることが出来ます。日曜日に訪れましたが、1時間程度で取得することができました。
レンタカーは必ず事前予約を
ヨーロッパでレンタカーを借りてドライブするなら、出発前にしっかり予約しておくことが重要です。
現地の空港カウンターでも借りられますが、当日料金は高額になる上、希望車種がないことも多いので注意しましょう。
予約は「大手レンタカー会社」がおすすめ
比較サイトで安くても、極端に聞いたことのない会社は避けた方が無難です。
市場規模を考えると、以下の5つのレンタカー会社を予約するのがおすすめです。
- Hertz
- AVIS
- Europcar
- SixT
- Budget
補償内容などを考えると、大手5社から選んだほうが安心です。
小さな会社は、最初の料金は安く見えますが、オプションで高額になることが多いです。
比較サイトを使うと節約できる
事前予約には、日本語で複数のレンタカー会社をまとめて比較できるklookが便利です。


私たちはklookで比較して、SixTでレンタカーを借りました。



SixTは大手5社の中でも、オプション込みで最も安かったので選びました
レンタカー選びの6つのポイント
海外でレンタカーを借りる際は、料金だけで決めずに、条件をしっかりチェックすることが大切です。
1. オートマかマニュアルか
ヨーロッパではマニュアル車(MT)が主流で、オートマ車(AT)は台数が少なく料金も割高です。
マニュアル運転に慣れていない場合は必ずオートマ指定にしましょう。



坂道も多いため、安いからといって普段運転しないマニュアル車に乗るのは危険です。
2. 電気自動車かガソリン車か
近年は電気自動車(EV)も増えていますが、充電スポットの少なさやカード決済方法の違いなど、観光客にはハードルが高めです。
3. 車の大きさはコンパクトカーがおすすめ
大きすぎる車は、旧市街の細い路地や駐車場で苦労することもあります。
2〜3人旅なら小型車(コンパクトカー)がおすすめです。
大きな荷物がある場合は、トランク容量も事前に確認しておきましょう。
4. 走行距離制限があるか
レンタカーによっては「1日○○kmまで無料」という距離制限が設定されている場合があります。
南フランスを巡るような長距離旅では、無制限(Unlimited mileage)を選んだ方が安心です。
5. 国境越えはいくらか
バルセロナから南フランスへ向かう場合、スペインからフランスへの国境越えが発生します。
会社によっては追加料金が必要な場合や、事前申告が必須のケースがあります。
申請を忘れると保険適用外になることもあるので、必ず予約時に確認しましょう。
6. 保険の内容は?
ヨーロッパのレンタカーは免責額(自己負担額)が高額に設定されていることが多いです。
私たちは全額補償のフルカバー(Full Protection)を選び、事故・盗難・破損の自己負担をゼロにしました。
安心して旅を楽しむためにも、保険内容は細かくチェックするのがおすすめです。



不慣れな場所での運転になるので、保険で節約するのはおすすめしません。
海外レンタカーの予約方法と手順
私たちは日本語でレンタカーを比較できるKLOOKで条件を比較し、最終的にSixt(シックスティ)を予約しました。
KLOOK経由での予約手順
- 出発地と日程を入力
「Barcelona Airport」や「バルセロナ空港」と入力し、借りる日と返す日を設定します。 - ピックアップ・返却時間を設定
飛行機の到着・出発時刻より1〜2時間余裕を持つのがおすすめです。 - 検索結果から条件を絞り込み
- トランスミッション(オートマ)
- 走行距離(無制限)
- 燃料(ガソリン)
- 国境越え可能
- 保険を選択
「フルカバー(免責ゼロ)」にチェック。現地追加は高いので事前に入れる方がお得です。 - 国境越えの有無を申告
スペイン→フランスに行く場合は必ずチェックを入れましょう。 - 予約確定&バウチャー受け取り
バウチャーは印刷かスマホ保存しておくと安心です。
予約のコツ
- ハイシーズン(夏)は3〜4ヶ月前予約が安心&安い
- オートマは在庫が少ないので早めに確保
- ガソリン満タン返し(Full-to-Full)の条件を選ぶと追加費用が少なく済む
- 空港受け取りは手数料がかかる場合があるが、移動時間は大幅短縮できる






