ロヴァニエミに行くけれど、サンタクロース村のほかに昼間どこへ行けばいいか迷っていませんか。
私たちは2025年6月に、市内から歩いて行けるアルクティクム博物館に寄ってみました。
正直なところ「博物館か」くらいの気持ちで入ったのですが、日本の科学館のような体験型の展示が多くて、想像していたよりずっと面白かったです。
この記事では、2026年の料金と開館時間、市内からの行き方、面白かった展示、カフェの情報を写真つきでまとめています。
ロヴァニエミで昼間の予定を考えている方の参考になればうれしいです。

アルクティクム博物館の料金と開館時間【2026年】
先に、訪問前に押さえておきたい料金と開館時間をまとめます。
入館料
| 区分 | 入館料 | カルチャーパス |
|---|---|---|
| 大人 | 22€ | 30€ |
| 割引(学生・65歳以上・失業中の方) | 17€ | 20€ |
| 家族券(大人2人+子ども2人) | 54€ | 65€ |
| 7〜17歳 | 10€ | 10€ |
| 7歳未満 | 無料 | 無料 |
カルチャーパスは、アルクティクムと市内のコルンディ文化センター(Korundi)の両方に、最初の入館日から7日間何度でも入れるチケットです。

初めてロヴァニエミを訪れるなら、カルチャーパスにしなくても大丈夫だと思います。私たちはアルクティクムだけで十分満足でした。
割引料金は窓口で学生証などの提示が必要なので、証明できるものを持っていくのを忘れないでください。
開館時間
| 期間 | 曜日 | 時間 |
|---|---|---|
| 12月1日〜2月28日 | 毎日 | 10:00〜18:00 |
| 3月1日〜11月30日 | 火〜日(月曜休館) | 10:00〜18:00 |
| 12月24日 | 休館 | — |
チケットの販売は閉館の30分前までなので、遅くとも17時すぎには着いておくと安心です。
チケットの買い方
当日に窓口で買えますが、12月の混雑期や日本語で手続きしたい方は、GetYourGuideで事前に買っておくと並ばずに入れます。
GetYourGuideは24時間前まで無料でキャンセルできるので、天気を見てから予定を変えたい旅にも向いています。
市内からの行き方|徒歩・バス・タクシー
住所は Pohjoisranta 4 で、オウナス川沿いの市内中心部から歩いて15分ほどの場所です。
徒歩で行く
私たちは市内中心部のホテル(Santa’s Hotel Santa Claus)から歩きましたが、川に向かって一本道なので迷いませんでした。
バスで行く
市内を走る Linkkari の8番バスが「Arktikum」という停留所に止まるので、歩きたくない日はバスも使えます。
8番バスはサンタクロース村へ行くのと同じ路線で、市内中心部から博物館まで10分ほどです。
時刻表はLinkkari の公式サイトで確認できます。
タクシーで行く
ロヴァニエミ市内は距離が短いので、タクシーでも10€前後で着きます。



バスは本数が非常に少ないので、徒歩あるいはタクシーがおすすめです。
冬に行くときの注意
12月から1月のロヴァニエミは14時すぎには暗くなるので、徒歩なら午前中に出発するのがおすすめです。
川沿いの歩道は凍ることが多く、滑りにくい靴があると安心して歩けます。
見どころ|科学館みたいに体験しながら学べる展示
思ったより面白かったいちばんの理由は、手を動かして試せる展示が多いことでした。
日本でいう科学博物館のように、ボタンを押したり模型を動かしたりしながら、北極圏の自然やラップランドの歴史を学べます。
北極圏の自然と暮らし


氷河期の環境から、極夜や白夜のある暮らしまで、北極圏ならではの生活が実物大の展示で再現されています。


トナカイやクマなど、北極圏に暮らす動物の実物大の剥製も並んでいて、森で出会ったらこの大きさなのかと実感できます。


気候変動で北極圏の自然や動物、人々の暮らしがどう変わっているかを扱う展示もあり、大人の方が引き込まれる内容でした。
サーミの文化とラップランドの歴史


フィンランド北部の先住民族サーミの衣装や道具が並び、サンタ村とは違うラップランドの顔が見えてきます。


第二次世界大戦のラップランド戦争で街の大部分が焼け、建築家アルヴァ・アアルトの計画でトナカイの角の形に復興したロヴァニエミの歴史も、ここで初めて知りました。
オーロラシアター


寝転がって見上げる形のシアターで、頭上いっぱいにオーロラが広がり、自分で画面にオーロラを描くこともできました。
オーロラが起きる仕組みの説明もあるので、夜のオーロラツアーの前に見ておくと、空に出たときの見え方の理解が変わります。
触って学べる体験型の展示


自分で描いた氷山がどのように浮くかを試せる展示は、大人の私たちも何度もやり直してしまいました。


ブロックを回して現地の言葉を組み立てる展示など、手を動かす仕掛けがあちこちにあるので、文字を読まなくても楽しめます。
館内の説明は英語とフィンランド語が中心で日本語はありませんが、体験型が多いので英語が得意でなくても困りませんでした。
建物そのものも見どころ


川に向かって伸びる全長170mのガラスの回廊は、北極圏の光を取り込むように設計されていて、歩くだけで気持ちのいい空間です。
私たちはじっくり見て2時間ほどいましたが、展示をひとつずつ試していると、もっとかかると思います。
オーロラツアーに参加する人こそ、昼間に行ってほしい理由
冬のロヴァニエミでオーロラツアーに参加すると、夜は遅くまで外にいる一方で、昼間はぽっかり時間が空きます。
アルクティクムは市内から歩いて行けて、屋内で暖かく、2時間でちょうど回り終わるので、その空き時間にぴったりです。
オーロラシアターで仕組みを予習しておけば、夜に空へ出たときの感動が一段深くなります。


12月から1月10日までは館内カフェで毎日「ラップランドビュッフェ」が出るので、昼食もここで済ませられます。
夜のオーロラツアーは、ガイドが天気と予報を見ながら見えやすい場所まで連れて行ってくれる観賞ツアーが選びやすいです。
夏に行くなら|博物館のあとは白夜の湖へ
私たちが訪れた6月のロヴァニエミは、夜の21時を過ぎても昼間のように明るい白夜でした。
博物館で午後を過ごしたあと、そのまま夜は白夜の湖に浮かぶツアーに参加しましたが、こちらも忘れられない体験になりました。


防水のスーツを着て湖に浮かぶだけなのですが、静かな森に囲まれた湖で空を見上げたまま揺られる時間は、夏のロヴァニエミならではです。


ツアーはホテルまで迎えに来てくれるので、博物館から歩いてホテルに戻って、そのまま参加できます。
予約ページは冬のアイスフローティングと共通で、夏の日付を選ぶと白夜フローティングのオプションが出てきます。
子連れでも楽しめる?
体験型の展示が多く、7歳未満は入館無料なので、小さなお子さん連れにも向いています。
館内は段差が少なく通路も広いので、ベビーカーでも移動しやすい造りです。
家族券(54€)は大人2人+子ども2人で、個別に買うより10€ほどお得になります。
カフェとショップ
館内には北欧らしい落ち着いた雰囲気のカフェがありますが、私たちが行った6月の夕方はすでに閉まっていて入れませんでした。
カフェの営業時間は展示より短く、春から秋は平日の16時まで、土日は休みの時期があります。
12月から1月10日は毎日11時から17時まで開き、18€のラップランドビュッフェが出るので、次に行くときは必ず寄るつもりです。
ショップにはサーミ模様の雑貨や絵本、ラップランド産の工芸品が並んでいて、サンタ村より落ち着いて選べるお土産スポットです。
よくある質問
月曜日は開いていますか?
12月から2月は毎日開いています。3月から11月は月曜日が休館です。
どのくらい時間がかかりますか?
じっくり見て2時間が目安です。体験型の展示をひとつずつ試すと3時間近くかかります。
英語がわからなくても楽しめますか?
説明は英語とフィンランド語で日本語はありませんが、触って動かす展示が多いので、文字を読まなくても十分に楽しめました。
サンタクロース村とどちらを優先すべきですか?
初めてのロヴァニエミならサンタクロース村を優先し、半日空いたらアルクティクム、という順番がおすすめです。雨や極端に寒い日は、先にアルクティクムに切り替えると無駄がありません。
冬は寒くないですか?
館内は暖かく、コートを脱いで回れます。市内から歩く場合だけ、滑りにくい靴と手袋があると安心です。
まとめ|サンタ村の次に、アルクティクムへ
アルクティクム博物館は、料金22€・所要2時間で、科学館のように体験しながらラップランドを学べる場所でした。
市内から歩いて行けて屋内なので、雨の日や寒い日、オーロラツアーまでの昼間の行き先として頼りになります。
サンタクロース村だけで帰るのはもったいないので、ロヴァニエミに行く方は半日だけでも寄ってみてください。
あわせて読みたい


















