はじめに
フィンランド・ヘルシンキから日帰りで大自然を満喫できる「ヌークシオ国立公園」は、日本人も多く訪れる人気スポットです。
初めて訪れる方のために、この記事では2025年最新版のアクセス方法を詳しく解説します。
電車+バスで行く方法はもちろん、おすすめのツアーや地図の確認方法まで網羅しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ヌークシオ国立公園の場所とアクセス概要
ヌークシオってどこにある?
ヌークシオ国立公園は、首都ヘルシンキの北西約35kmに位置しています。
公共交通でのアクセスは、電車とバスを組み合わせたルートが一般的です。
グーグルマップでは複数のルートが表示されますが、一番わかりやすいルートを紹介します。
電車でエスポー(Espoo)駅へ(約25分)
ヘルシンキ中央駅からの電車の乗り方

- 出発駅: ヘルシンキ中央駅(Helsinki)
- 行き先: Espoo駅 または Leppävaara駅
- 所要時間: 約25分
ヘルシンキ中央駅からE・L・U・Yいずれかの近郊列車で、エスポー(Espoo)駅まで移動します。
ヘルシンキ中央駅での乗り場位置

Espoo駅へ向かう電車は、17番線~19番線から発車することが多いです。
駅の入り口から乗り場までは少し距離があります。左奥に向かって歩いてください。
エスポー駅での買い出しがおすすめ
ハイキング前にスーパーで「マッカラ(ソーセージ)」を購入

ヌークシオ国立公園付近にはスーパーマーケットがありません。
公園へ向かう前に、エスポー駅近くのスーパーに立ち寄るのもおすすめです。

私たちはスーパーマーケット「PRISMA」で、公園でのBBQに備えてマッカラ(ソーセージ)を購入しました。また、BBQに使用するフォークと、ハイキングのための水も購入しました。
スーパーではイッタラ製品もお得に購入可能

また、スーパーマーケットではイッタラ製品が街中よりもかなり安く売られていました。ぜひチェックしてみてください。
バス245/245Aでヌークシオへ(約30分)

- 出発バス停: Espoon keskus
- バス番号: 245(Nuuksionpää方面行き)
- 降車バス停: Haukkalammentie
- 所要時間: 約30分
エスポー駅のバス停から、ヌークシオ方面行きのバス245または245Aに乗車します。
「Haukkalammentie(ハウッカランメンティエ)」で降車するのが基本ルートです。
ヌークシオ国立公園は日本人にも人気ですので、乗客の日本人率は高いです。
バス停からヌークシオ公園入口まで徒歩(約2km)
バス停からビジターセンターまでの道のりを詳しく紹介

バスを降りたら、林道を徒歩で約2km(30分弱)歩きます。道は整備されており、歩きやすいです。

緩やかにカーブする舗装された道を進んでいくと、広い駐車場が見えてきます。ここがヌークシオのハイキング拠点「ハウカランピ」の入口エリアです。

駐車場の奥には、ハウカランピの地図や案内板の掲示板があります。ここを目印にして、左側に曲がりましょう。

しばらく進むと、「車両進入禁止(歩行者専用)」の看板が現れます。道はきれいに整備されていて、ベビーカーや小さなお子様連れでも安心です。

ゲートを抜けて数分歩くと、目の前にヌークシオのビジターセンター(Haukkalampi)が見えてきます。
湖の景色や案内所、焚き火エリアの地図もここにあります。いよいよここから、ハイキングスタートです。
この先はトイレがありません。お手洗いはここで済ませておきましょう。
チケットの種類と料金
HSLの1日券(ABCゾーン)がおすすめ
ヌークシオ国立公園までのチケットは次の通りです。
- 片道:電車約4.1€+バス約3.3€ → 往復で約15€
- HSLの1日券(ABCゾーン):約13€で乗り放題
1日券のほうがお得ですので、購入しておきましょう。チケットはHSLアプリや券売機で事前購入がおすすめです。
おすすめの現地発着ツアーも
歩くのが不安な方や効率よく巡りたい方には、ヘルシンキ発の現地ツアーもおすすめです。日本語ガイド付きや送迎付きプランもあり、安心して自然を満喫できます。
まとめ:ヌークシオはアクセス簡単な大自然スポット
電車+バスを使えば、ヌークシオ国立公園は個人でも簡単にアクセスできます。所要時間は約1時間半〜2時間です。アップダウンも少なく、スニーカーで簡単にハイキングができます。
公共交通だけで行ける手軽な自然体験、ぜひ楽しんでください。
持ち物やBBQの注意点、大人気のハウカランピコースの様子は、次の記事をご覧ください。
