南フランス旅行の費用って、調べても「相場は◯万円〜」ばかりで、実際にいくらかかるのかがよく分かりませんよね。
結論からお伝えすると、私たちの南フランス旅行(約1週間・レンタカー周遊)の費用は、1人あたり約50万円でした。
この記事では、2025年8月に夫婦+友人の3人で実際に旅した全費用を、家計簿アプリの記録から1円単位で公開します。
読み終えるころには、ご自身の南フランス旅行の予算がそのまま組めるはずです。
南フランス旅行の費用総額|1人あたり約50万円【実例】
まずは結論の表からどうぞ。3人旅の総額は約134万円、1人あたりに直すと約50万円でした。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 旅行全体の総額(3人) | 約134万円 |
| 航空券(1人あたり) | 約24.3万円 |
| 現地費用(1人あたり) | 約26万円 |
| 1人あたり合計 | 約50万円 |
時期は8月のトップシーズンで、ミシュラン掲載店のディナーも2回楽しんだ「ややぜいたく旅」での金額です。
節約を意識すれば、同じルートでも1人40万円前後までは十分に抑えられると感じました(節約のコツは後半で解説します)。

1人あたりの金額は、夫婦2人分の航空券+3人で割った現地費用から算出したざっくり値です。人数や旅のスタイルで前後します。
南フランス旅行の費用内訳|カテゴリ別の実額を全公開
家計簿アプリに記録した実額を、カテゴリ別にまとめました。
| カテゴリ | 3人での実額 | 1人あたり目安 |
|---|---|---|
| 航空券(夫婦2人分) | ¥486,840 | ¥243,420 |
| 宿泊(5泊) | ¥225,363 | 約¥75,000 |
| レンタカー(4日間) | ¥114,080 | 約¥38,000 |
| ガソリン | ¥46,863 | 約¥15,600 |
| 駐車場・高速道路 | ¥20,931 | 約¥7,000 |
| タクシー・Uber | ¥41,733 | 約¥13,900 |
| 食事・カフェ | ¥295,677 | 約¥98,600 |
| 入場料・アクティビティ | ¥15,033 | 約¥5,000 |
| お土産 | ¥19,093 | 約¥6,400 |
| 水・雑費 | ¥2,179 | 約¥700 |
内訳を見ると、大きいのは航空券・食費・宿泊費の3つで、全体の7割以上を占めています。
逆にいうと、この3つをどう設計するかで、南フランス旅行の費用はほぼ決まります。
何にいくらかかった?項目別のリアルな金額
航空券|1人約24万円(8月・ワルシャワ経由)
航空券は、LOTポーランド航空のワルシャワ乗り継ぎ便で、1人約24.3万円でした。
8月のヨーロッパ行きとしては、直行便より5〜10万円ほど安い価格です。
発着はどちらもバルセロナにして、現地の移動はレンタカーで周遊しました。
宿泊費|5泊で約22.5万円(3人での実額)
宿泊は、立地のよい3〜4つ星ホテルを中心に選びました。
| 泊まった街 | ホテル | 実額・参考価格 |
|---|---|---|
| バルセロナ(1泊) | 市内ホテル | ¥41,955(税込・2人) |
| アルル(1泊) | Hôtel Arles Plaza | 3人1室 €120〜150 |
| ニース(2泊) | Radisson Blu Nice | ¥147,296(2泊) |
| カルカソンヌ(1泊) | Campanile | €89.7 |
8月のニースはバカンスシーズンで宿泊費が跳ね上がるため、ここが宿泊費の半分以上を占めました。
時期をずらすか、ビーチ沿いにこだわらなければ、ニースの宿は半額近くまで下げられます。
レンタカー関連|1人約6万円で4日間動き放題
レンタカーはSixtで4日間・約11.4万円(フル補償・国境越えオプション込み)でした。
ガソリン・駐車場・高速代を合わせると関連費用は約18.2万円、3人で割ると1人約6万円です。
鉄道で同じ数の街を回るのはほぼ不可能なので、3人でのレンタカー旅はコスパ抜群だと感じました。
ヨーロッパでのレンタカー会社の選び方や注意点は、こちらの記事にまとめています。


食費|1人約10万円(ミシュラン店2回を含む)
食費は3人で約29.6万円と、今回の旅でいちばん「ぜいたく」した項目です。
内訳の上位は、ニースの高級フレンチLa Réserve de Nice(3人で約8.4万円)、カルパントラのトリュフ料理Chez Serge(約2.2万円)などでした。
一方で、朝ごはんはパン屋のクロワッサン(€1.2)など、メリハリをつければ食費は大きく調整できます。
実際に行ったレストランは、ニースのグルメ記事でくわしく紹介しています。


南フランス旅行の費用を抑える5つのコツ
実際に行ってみて分かった、効果の大きい順の節約ポイントです。
① 8月を避ける(最大の節約ポイント)
航空券もホテルも、7〜8月のハイシーズンが価格のピークです。
気候のよい5〜6月や9月なら、航空券+宿泊で1人5〜10万円は変わってきます。
② 直行便ではなく乗り継ぎ便にする
直行便より乗り継ぎ便のほうが安く、私たちもワルシャワ経由のLOTポーランド航空を利用しました。
③ レンタカーは人数で割る
2人より3人、3人より4人と、人数が増えるほど1人あたりの交通費が下がります。
美しい村巡りはバスの便が悪いので、ツアー参加よりレンタカーのほうが安く済むケースも多いです。
④ 海外旅行保険はクレジットカードでまかなう
海外旅行保険に別途入ると、1週間で1人3,000〜5,000円ほどかかります。
私たちは年会費無料のエポスカードの付帯保険を使い、保険料は0円でした。
持っているだけで海外旅行保険がつく
エポスカードは永年年会費無料
海外でのケガ・盗難を最大3,000万円までカバー
観光客が集まる海外都市は
スリや置き引きが多いエリア
持ち物の盗難・破損も補償対象なので
万が一のときも安心です
他のクレカで保険がついている人も
補償金額は加算できるので合わせ持ちが安心
⑤ 食事はメリハリをつける
「記念日のディナーは贅沢に、ランチや朝食は気軽に」とメリハリをつけると、満足度を下げずに食費を2〜3割減らせます。
マルシェやパン屋を活用すると、朝食は1人€3もあれば十分に楽しめます。
予算はいくら必要?スタイル別シミュレーション
今回の実額をベースに、旅のスタイル別に1人あたりの予算目安を計算しました(約1週間・レンタカー周遊の場合です)。
| スタイル | 時期・内容 | 1人あたり予算 |
|---|---|---|
| 節約重視 | オフシーズン・3つ星ホテル・グルメ控えめ | 約35万円 |
| 標準 | ショルダーシーズン・好立地ホテル・名物グルメあり | 約42万円 |
| 私たちの実例 | 8月ピーク・4つ星中心・ミシュラン2回 | 約50万円 |
「思ったより高い」と感じた方も、時期と食事の設計しだいで、同じルートでも15万円ほど差が出るのが分かると思います。
現金はいくら必要?南フランスの支払い事情
結論として、南フランスはほぼ完全にクレジットカード社会でした。
屋台のアイス、駐車場の精算機、高速道路の料金所まで、ほぼすべてカードのタッチ決済で支払えます。
私たちが1週間で現金を使ったのは、ごく一部のチップ程度で、両替は1人€50もあれば十分だと感じました。
- クレジットカードはVisaとMastercardを1枚ずつ持っておくと安心です
- タッチ決済(コンタクトレス)対応のカードだと支払いがスムーズです
- 念のための現金は€50前後=約8,000円あれば足ります
旅の様子は旅行記シリーズでどうぞ
バルセロナを起点に、アルル・プロヴァンスの村々・ニース・カルカソンヌをぐるりと周遊しました。
1日ごとの詳しい様子は、旅行記シリーズ(Day1〜Day5)で写真つきで紹介しています。費用のイメージづくりにもどうぞ。


ガイドブックで南仏旅をもっと深める
フランスのガイドブックの多くはパリ中心の情報で、南仏の街や村は数ページしか割かれていないのが現状です。
地球の歩き方 南仏・プロヴァンス&モナコは、コートダジュールから美しい村まで1冊で完全網羅した定番ガイドです。
フィガロ ヴォヤージュ Vol.38は雑誌タイプの南仏特集で、おしゃれな写真と現地コラムが旅の気分を盛り上げます。
まとめ|南フランス旅行の費用は工夫しだいで大きく変わる
南フランス旅行(約1週間・レンタカー周遊)の費用は、実例で1人あたり約50万円でした。
費用の7割は「航空券・宿泊・食事」なので、時期・ホテル・食事のメリハリの3点を工夫すれば、35〜40万円台でも十分に楽しめます。
まずは航空券の相場をチェックして、ご自身の旅の予算の土台を作ってみてください。










