まずは国際免許を取る
海外でレンタカーを運転するには、まず国際運転免許証(国際免許)が必要です。
取得はとても簡単で、各都道府県の運転免許センターや警察署で発行してもらえます。
持ち物
- 日本の有効な運転免許証
- 顔写真(縦5cm×横4cm、6か月以内に撮影したもの)
- パスポートもしくはeチケットのコピー
- 発行手数料(2,400円前後 ※地域によって多少異なる)
有効期限
- 発行日から 1年間
- 日本の運転免許証が失効すると国際免許も無効になるので注意
ポイント
- 申請からその日のうちに受け取れる場合が多い(即日交付)
- 海外ではパスポートと一緒に携帯しておくこと
- 現地の警察やレンタカー会社では、国際免許+日本の免許証の両方を提示する必要がある場合が多いです
レンタカーの予約
ニースでレンタカーを借りてドライブするなら、出発前にしっかり予約&比較しておくことが重要です。
現地空港カウンターでも借りられますが、当日料金は高額&希望車種がないことも多いので注意しましょう。
1. 比較サイトを使うのが基本
私たちは「レンタカードットコム(Rentalcars.com)」で検索して、条件に合う中からSixt(シックスティ)を選びました。
- レンタカードットコム(Rentalcars.com)
- 世界最大級のレンタカー比較サイト
- 日本語対応、口コミ数も多い
- 価格・保険内容・レビューを一括比較できる
す。
2. 予約先は「大手レンタカー会社」がおすすめ
比較サイトで安くても、極端に聞いたことのない会社は避けた方が無難です。
ヨーロッパの長距離ドライブなら、大手の方がサポートや車両の状態が安定しています。
おすすめの大手ブランド:
- Sixt(シックスティ)
- Hertz(ハーツ)
- Avis(エイビス)
- Europcar(ユーロップカー)
3. 私たちの選び方
- レンタカードットコムで全社比較
- 条件に「自動車/フル保険/空港受取」を指定
- 安心感のある大手の中で、料金が一番安かったSixtに決定
→ この方法なら、料金の安さと安心感の両立が可能です。
ポイント
比較サイト経由でも、大手公式サイトとほぼ同等のサポートや保険が受けられます。
レンタカー選びの6つのポイント
海外でレンタカーを借りる際は、料金だけで決めずに、条件をしっかりチェックすることが大切です。
特に注意すべき6つの項目をまとめました。
1. オートマかマニュアルか
ヨーロッパではマニュアル車(MT)が主流で、オートマ車(AT)は台数が少なく料金も割高です。
マニュアル運転に慣れていない場合は必ずオートマ指定にしましょう。
予約時の車種欄に「Automatic」や「AT」と記載があるか要確認です。
2. 電気自動車かガソリン車か
近年は電気自動車(EV)も増えていますが、充電スポットの少なさやカード決済方法の違いなど、観光客には少しハードルが高めです。
長距離ドライブなら、ガソリン車(Petrol/Diesel)が安心です。
EVに挑戦するなら、事前に充電スポットの場所をアプリで確認しておきましょう。
3. 車の大きさは?
大きすぎる車は、旧市街の細い路地や駐車場で苦労することもあります。
2〜3人旅なら小型車(コンパクトカー)がおすすめ。
大きな荷物がある場合は、トランク容量も事前に確認しておきましょう。
4. 走行距離制限があるか
レンタカーによっては「1日○○kmまで無料」という距離制限が設定されている場合があります。
南フランスを巡るような長距離旅では、無制限(Unlimited mileage)を選んだ方が安心です。
5. 国境越えはいくらか
バルセロナから南フランスへ向かう場合、スペインからフランスへの国境越えが発生します。
会社によっては追加料金が必要な場合や、事前申告が必須のケースがあります。
申請を忘れると保険適用外になることもあるので、必ず予約時に確認しましょう。
6. 保険の内容は?
ヨーロッパのレンタカーは免責額(自己負担額)が高額に設定されていることが多いです。
私たちは全額補償のフルカバー(Full Protection)を選び、事故・盗難・破損の自己負担をゼロにしました。
安心して旅を楽しむためにも、保険内容は細かくチェックするのがおすすめです。
まとめ
これら6つを確認することで、旅中のトラブルを大幅に減らせます。
「安いだけ」で選ばず、条件を比較して自分たちの旅に合ったレンタカーを選びましょう。
海外レンタカーの予約方法と手順
私たちは日本語でレンタカーを比較できるKLOOKで条件を比較し、最終的にSixt(シックスティ)を予約しました。
KLOOK経由での予約手順
- 出発地と日程を入力
「Barcelona Airport」や「バルセロナ空港」と入力し、借りる日と返す日を設定します。 - ピックアップ・返却時間を設定
飛行機の到着・出発時刻より1〜2時間余裕を持つのがおすすめです。 - 検索結果から条件を絞り込み
- トランスミッション(オートマ)
- 走行距離(無制限)
- 燃料(ガソリン)
- 国境越え可能
- 保険を選択
「フルカバー(免責ゼロ)」にチェック。現地追加は高いので事前に入れる方がお得です。 - 国境越えの有無を申告
スペイン→フランスに行く場合は必ずチェックを入れましょう。 - 予約確定&バウチャー受け取り
バウチャーは印刷かスマホ保存しておくと安心です。
予約のコツ
- ハイシーズン(夏)は3〜4ヶ月前予約が安心&安い
- オートマは在庫が少ないので早めに確保
- ガソリン満タン返し(Full-to-Full)の条件を選ぶと追加費用が少なく済む
- 空港受け取りは手数料がかかる場合があるが、移動時間は大幅短縮できる