【2025年最新】バルセロナ空港での免税手続き完全ガイド｜手順・場所・注意点まとめ

スペイン旅行でお土産やブランド品を購入した際、忘れてはいけないのが「免税手続き（Tax Free）」です。

多くのEU諸国では、免税を受けるには一定額以上の購入が必要ですが、スペインだけが、少額の買い物でも免税申請できるというメリットがあります。

この記事では、手続きの流れ、必要書類、手順、返金方法を詳しく解説します。

免税対象と条件

• 対象者：EU域外に居住する旅行者
• 条件：最低購入金額の条件なし
• タイミング：EUを最終出国する際に空港で手続き

免税対応店では、会計時に「Tax Free, please」と伝えると専用の封筒とレシート（免税書類）を受け取ることができます。

2025年現在、スペインは最低購入金額の条件がないため、少額の買い物でも免税申請できるというメリットがあります。

商品購入する際は、必ず申請しましょう。

私はバルセロナ→ワルシャワ→日本と乗り継ぎをしましたが、ワルシャワはトランジット利用だけで出国をしなかったので、バルセロナ空港で免税手続きをしました。

バルセロナ空港での免税手続きの流れ【2025年版】

バルセロナ空港での免税手続きは、混雑状況に応じて所要時間が変わります。出発の2時間半～3時間前には空港に着いておくことをお勧めします。

1. 直接「Tax Free AUTO CHECK」へ

バルセロナ空港に着いたら、まずはターミナル1内のTax Freeカウンターへ向かいます。

未開封の商品を提示する必要があるため、手荷物を預ける前に向かいましょう。

3Fの入口から左奥へ向かってすすむと、カウンターが見えてきます。

2.AUTO CHECKで手続き

Tax Freeフォームのバーコードをスキャンして電子承認（赤／緑の表示）を受けます。

持ち物は、お店でもらった免税書類、パスポート、eチケット（航空券）、クレジットカードです。

高額の商品は、AUTO CHECKで拒否（赤表示）される可能性が高いです。

3.赤の表示が出た場合は、隣の有人カウンターへ

AUTO CHECKで拒否（赤）になった場合は、隣の税関カウンターへ行き、商品とパスポート・搭乗券を見せてスタンプをもらいます。

有人カウンターでは、未開封の商品の提示が必要になります。

前の方は免税品をスーツケースの奥のほうに閉まっており、もう一度出すのに苦労されていたので、未開封の商品は、出しやすい場所にしまうか、手荷物として持参することをお勧めします。

4. 現金受け取りを希望する場合は、返金カウンターへ

現金（ユーロ）で即時受け取りを希望する場合は、書類を持って、返金カウンターへすすみます。

ただし、現金は手数料が引かれてしまうので、クレジットカードでの受け取りがおすすめです。

返金カウンターは、制限区域内にもあります。時間がギリギリの場合は、先に手荷物検査にすすみましょう。また、クレジットカード還付の場合は、返金カウンターに行く必要はありません。

Global BlueとPlanet Paymentの違い（クレジットカード還付）

サービス	郵送の必要性	返金までの日数
Global Blue	原則不要	1週間程度
Planet	黄色いポストに書類を投函	数週間程度

最近は多くのお店がGlobal Blue社のようです。
私もGlobal Blue社だったので、手続きは簡単で、1週間程度でクレジットカードにお金が戻ってきました。

スペインの免税還付率

商品	VAT税率	実際の還付率の目安
衣類・アクセサリー	21%	約15%
化粧品	21%	約15%
書籍・雑誌	4%	約3%
医薬品	4%	約3%

とくに、衣類やアクセサリー、化粧品は、15％引きで買い物ができるイメージです。

手数料や返金方法（現金またはクレジットカード）によって変動する場合があります。

まとめ｜スペインで賢くお買い物するなら免税手続きはマスト！

バルセロナ空港の免税手続きは、事前準備とカウンターの場所さえ把握しておけば、初めての方でも簡単です。

ただし、時間帯によっては免税カウンターがかなり混雑します。

空港には2時間半～3時間前に到着しておくことをお勧めします。

しっかり手続きすれば、最大15％の還付も可能です。スペイン旅行でのお買い物をもっとお得に楽しんでください！